下級ガン積みの構築論

WIXOSS

ウィクロスは状況を選ばなく強いカードは引いたら引いただけ強いのでガン積みする方が好ましい。強いカードは4。である。

ただ、強いカードじゃなくてもガン積みせざるをえないカードが存在する。そう、下級である。

ピルルクを例に考えてみる。

今現在環境で採用されているレベル1はサーバントを除くとRFR、GRB、黒SC、DMF、SCの5種類。それ以外は個人的に弱いと思ってるので考えないものとする。

 ▪️もしかしたら見るシャドバ勢のために簡単なテキスト

GRB パワー1000

【起】[ダウン]:あなたのデッキの一番上を公開する。それが<電機>のシグニの場合、それを手札に加える。

RFR パワー1000

【出】:カードを1枚引く。その後、手札を1枚捨てる。

黒SC パワー1000

【出】:あなたのデッキの上からカードを2枚トラッシュに置く。この方法でトラッシュに置いたカードの中にスペルがある場合、カードを1枚引く。

DMF パワー2000

【常】:あなたの場に他の<電機>のシグニがあるかぎり、このシグニのパワーは5000になる。

SC パワー3000

効果なし

 

ウィクロスは自分のレベル以下の生き物しか出すことが出来ず、自分のレベルは1ずつしか上げることが出来ない。よって下のレベルのカードは必ず必要になるわけですが後半になればなるほど下のレベルのカードは弱いカードになってしまう。

GRB、RFR、黒SCは後半でも仕事があるため(説明は省く)、今回の話題はDMFとSCについて。

SCは効果無しだがレベル1ながらパワーが3000あるカード。ウィクロスには2000以下のカードを破壊するカードが多いため3000は明確なメリットになる。それに対してDMFはパワー2000だが条件下で5000になるというもの。他の電機がいないと2000焼きに引っかかってしまうが、環境トップデッキである植物緑姫のカーノ(パワー5000)を序盤から殴り殺すことのできるカードだ。ただこのカード達は補助効果が付いてるわけではなくパワーのみの採用なためレベル4や5になって12000などがポンポン出てくるようになってからは確実に仕事がなくなってしまう。さてこのカード達は何枚入れるのが正解か?

答えはガン積み(4枚)です。何故なら序盤に引いて並べるために採用しているのに中途半端な採用枚数では必要なタイミングで引けず、後から引いて腐るという状況が多々起こるからだ。序盤に引かずして採用する価値無しってことである。対して補助効果が付いている下級は後半引いても最低限の仕事をするため何枚採用でもいいという理論になる。もちろんアグロにメタを張ってSCを4枚入れつつ、5枚目以降のパワーライン生成のためDMFを数枚採用するのはアリだ。逆は有り得ないが。

 

◆Shadowverse

ここでシャドウバースについて考えてみる。

ここにおける下級は進化互換(ドラゴンウォーリア、鉄槌の僧侶、ワードローブレイダーなど)とし、それはガン積みが好ましいのではないか?という話である。エルフプリンセスメイジなどの補助効果はともかく、ドラゴンウォーリアなどはアグロへの回答として入れることが主である。後半に引いて進化を使いきっていた場合単なる4/3/4バニラとなってしまう。

シャドバの構築論は引いたら引いただけ強いカードは3枚、一試合に1枚は引きたいカードは2枚、1枚引いたら強いけど複数枚引きたくないカードは1枚がベターらしいし確かに進化互換を引いたら引いただけ強いかと言われたら答えはノーだ。先手なら進化が2回しかできないというのも弱い理由だろう。だから進化互換は2枚という理論もわからなくはない。ただ考えてほしい。ドラゴンやビショップなどは後半に強いデッキで序盤を捌ければ優位に立てる場合が多い。だったら対アグロ性能を高めるために進化互換をガン積みすべきではないかと私は考える。竜の知恵まで入れれば後半でも無駄がない。引きすぎるデメリットより引くメリットを優先とする考え方だがどうだろう。

 

▪️まとめ

話をまとめるとシャドバ上位層のドラゴンウォーリア2積みがイマイチ理解できないという話でした。

僕を納得させれる方の説明を待ってます。

何かあればツイッター @riku5685 まで